満州の星くずと散った子供たちの遺書―新京敷島地区難民収容所の孤児たち

満州の星くずと散った子供たちの遺書―新京敷島地区難民収容所の孤児たち

によって 増田 昭一


3.5 5つ星のうち(10人の読者)

満州の星くずと散った子供たちの遺書―新京敷島地区難民収容所の孤児たち - 内容(「BOOK」データベースより) 生きて帰れなかった孤児たちの深い悲しみと真実の叫び!難民収容所で栄養失調や病気と闘いながら、必死に生き抜こうと励まし合った仲間たちへのレクイエム。 内容(「MARC」データベースより) 今から50余年前、新京敷島地区難民収容所で、栄養失調や病気と闘いながら必死に生き抜こうとした子どもたちがいた。生きて帰れなかった仲間たちへのレクイエム。

満州の星くずと散った子供たちの遺書―新京敷島地区難民収容所の孤児たちの詳細

本のタイトル : 満州の星くずと散った子供たちの遺書―新京敷島地区難民収容所の孤児たち
作者 : 増田 昭一
ISBN-10 : 4946513469
発売日 : 1998/08
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 19.35 (現在のサーバー速度は21.29 Mbpsです
以下は、満州の星くずと散った子供たちの遺書―新京敷島地区難民収容所の孤児たちに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
長きにわたって 戦争体験のある方から その辛い体験をうかがってまいりました。子ども時代 親から引き離され 死に別れた方々 荒れ果てた戦後を生き抜いた方々は からだのちいさな方がほとんどでした。食べ物が無かったこと それにも増して 代謝が低いことが生き延びる 条件でした。シベリア抑留でもそうであったようです。生き延びるためには 知恵が必要でした。わたしが圧倒されたのは 生き延びた方々が 疑ぐり深いこと 人間への深い懐疑を抱いていることでした。もちろん 辛抱つよい長い親交を通して信頼を得れば 暖かい心からのおつきあいができるのですが。戦争の最も深い罪は ひとの人間性を打ち砕くことにあるのです。自分が生きるために他者の命を奪い食べ物を奪うことがあたりまえになる。その傷は与えたものにも受けたものにも引き裂かれたような傷痕を残す。このご本を読んで気になったのは オブラートに包まれたような アスパルテームのような甘さです。それが かえって 子どもの心のうつくしさを損なっているように思えます。作者のための物語といっては過言かも知れない そしてそれでいいのだとも思うのですが 勿体ない気持ちも拭えません。

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