衝撃の人体実験でわかった身体と心の不思議 (鉄人文庫)

衝撃の人体実験でわかった身体と心の不思議 (鉄人文庫)の詳細

本書は、医学の発展、科学の進歩のなのもとにおこなわれてきた、様々な人体実験・・・・その中には有意義なものもありますが、これ以上ないような残虐な実験も含まれています・・・・を取り上げ、簡単に解説を付したものです。全体は、以下の章に分かれています。第1章：この人体実験が歴史を変えた第2章：悪夢のナチス生体実験第3章：人類が人類に犯した残虐実験第4章：マッド・サイエンティストの暴走第5章：人間の本性・本能を暴き出す驚愕の心理実験第6章：社会実験でわかった行動心理第1章：しかし昔の人は、自分の体を使い、細菌を呑んだり、細菌入りの血を輸血したり、凄いですね！！そのおかげで、医学は進歩したのですけど。第2章：既によく知られていることですが、ナチスのしでかしたことは、いやはや何とも！！アウシュビッツの悲劇、そして、医師メンゲレの残虐な実験の数々・・・・。しかし、これらは、人類が、決して目をそむけてはいけない事実なのです。第3章：しかし、アメリカも凄いことをやっていますよ！！強制断種、原爆実験・・・広島、長崎、そして、第五福竜丸・・・、しかも、生物・化学兵器の実験までしているのです。第4章：イリヤ・イワノビッチ・イワノフ、初めて知りましたが、なんと「サル人間」とは！！ソ連もアメリカに負けじ劣らずです！！第5章、第6章：この章には、結構有益な実験、観察も含まれています。しかし、最後の参考文献を見ると、殆どが孫引きのようで、内容が今一つ信用できないものもあるように思います。それで☆一つ減じています。